モミジ(枝垂れもみじ)発芽~網掛け

モミジ 枝垂れもみじの発芽 

令和2年4月 昨年の秋に、取り蒔きしていた枝垂れもみじの種が発芽しました。

下の写真は4月27日撮影です。

枝垂れもみじ発芽

モミジは、水切れ、葉焼けが心配なので夏場は日差しを当てすぎないように(特に西日が当たらないように)気を付けますが、春のこの時期は、よく陽の当るところに設置しています。

土は、赤玉土の小粒で問題なく発芽しました。

このまま育てていき来年以降に、個別に鉢に植え替えますが、その前この時期にやることがあります。

それは、より低い位置からの曲を得るための網掛けです。

モミジもヒョロヒョロ真直ぐ伸びると盆栽としてキレイな樹形ではないと感じます。(あくまで主観ですが・・・)

網掛け方法

網掛けの方法は、結構人により違うかもしれません。

金属製の細かな網やナイロン製の網などイロイロ素材があります。

あまり、目の粗い網では、すり抜けますし、網が詰まりすぎても光合成ができなくなるため程よい網の目を選ぶ必要があります。

今回の枝垂れもみじは直径18センチほどの鉢に植えていたので、キッチン用品の生ゴミ袋(水切り袋)を利用しています。

三角コーナーや排水口で使用するやつです。

生ごみ用の水切り袋もサイズが選べるので、直径25センチ位までの丸い鉢なら、使えるのではないかと思います。

水切り袋の良いところは、鉢にすぽっとかぶせるだけで楽です。

後は、石などで重しをおけば、曲の具合を調整できます。

下の写真が、実際設置したところです。

水切り袋で網掛け

夏ごろには、曲がついているので、網を外します。

その後は、針金を使用し好みの樹形にしていきます。