老爺柿 ロウヤガキ 根伏せ
ロウヤガキ 根伏せ方法
3月末にロウヤガキの根伏せを実施しました。
下の樹から、根を取っていきます。
鉢から外すと、びっちり根が張っているのが分かります。
ロウヤガキの根は成長が早いので、根伏せするのに向いています。
慎重に土を落としていき、根を出していきます。
下の写真の通り、長い根が鉢の中で巻き付いています。
太い根を中心に大まかに切って、根伏せ用に15~20センチ程度採取します。
基の樹は、別の鉢に植え替えます。
今回は、太い根から3本伏せ根用に取ることができました。
これを、鉢に入れていきます。
土は、赤玉土でも良いかとも思いますが、今回は鹿沼土を使用します。
5センチ程度、土より上に出すように設置します。
この上に、ミズゴケを敷き詰めていきます。
ミズゴケを使用する事で、保水力を保つことができます。
最後は、水遣りをたっぷり行い作業終了です。
ロウヤガキは生命力が強いので、比較的順調に根付くことができます。
根伏せ後の作業
翌年、春には新たな、芽を出します。下の写真は昨年根伏せしたロウヤガキです。撮影日は4月19日です。
ミズゴケを外し、鉢に植え替えて育てていきます。
根伏せの良い点は、ロウヤガキの雌木を簡単に作れることと、根元から曲を得られることです。(種から育てる場合雄木になる場合もあり確実に雌木を手に入れるには根伏せの方が適しています。)