真柏 針金掛け
真柏 針金掛けの方法
今回は挿し木2年目の真柏に針金掛けをしていきたいと思います。
作業日は6月8日です。
松柏類は銅線の方が良いとされていますが、まだ若いこの時期ならアルミ線で良いと
思います。
まず、挿し木の近くの土にアルミ線を差し込みます。
根元から巻き付けていきます。巻き付ける間隔が狭い方が、思い通り曲げることが可能です。
先端まで巻き付けたら、いよいよ曲げていきます。
このとき、根元から曲げていくことで、真柏の盆栽らしい樹形になります。
本当は、徐々に曲げていく方が樹への負担が少ないですが、今回は一気に曲げていきます。
こんなに曲げたら、折れるのでは?と心配されるかと思いますが、この時期の真柏ならまだ、柔軟に手で曲げることも可能です。
樹形は正解が無いので好みで良いですが、真柏は捻れが魅力の一つともいわれているので、曲げるなら2年目までに曲げるようにしています。